熱帯を中心に約360属2500種あまりが分布する。草本、半低木、つる性などがある。葉は対生で単葉。花は総状または集散状花序で合弁花。花冠は5つに分かれておりそのうちひとつが唇弁になっている。
アカンサス(ハアザミ)属 Acanthus
地中海沿岸から、熱帯アジア、熱帯アフリカなどに約30種類ほど分布している。多年草もしくは低木になる。この仲間はアカンサスがある。アカンサスの語源はギリシャ語の「トゲ」によります。日本には明治の末から昭和初期にかけて数種類が花壇用の植物として渡来しました。
アフェランドラ(キンヨウボク)属 Aphelandra
中央〜南アメリカに約200種類ほど知られています。観葉植物でよく見かける、ダニアが有名。常緑性の多年草が多く、小低木もある。花は茎頂部に苞がつきその中から花が咲きます。学名はギリシャ語の単一の「aphekes」と雄「aner」からきており、葯が1室であることから。
アシスタシア属 Asystasia
旧世界の熱帯域に約40種類ほどが知れれている。多年草または低木で葉は対生で茎頂部に花をつけます。この学名に由来は「芒をもたない」の意で、キツネノマゴ科の仲間の中で、花の下の苞があまり目立たないところからきているようだ。鉢物では葉に斑の入る品種がアシスタシアとして販売されている。
バルレリア属 Barleria
旧世界の熱帯域に約250種類ある。常緑の低木が多く鉢物ではバルレリア・クリスタータが時折見かける。
アリモリソウ属 Codonacanthus
2種のみが知られ、インド南西部〜中国南部、日本に見られます。日本では琉球列島などにアリモリソウが自生しています。
クロサンドラ(ヘリトリオシベ)属 Crossandra
熱帯アフリカ、マダガスカル、アラビア、インドに50種類が自生しています。常緑草本、低木状のものがありオレンジの花が目立つクロサンドラが売られています。語源はcrossos(房飾り)とauer(雄)からきており、葯のかたちから。
ディッフルゴサ属 Diflugossa
現在はストロビランテ属にまとめられている。
エランテムム(ルリハナガサ)属 Eranthemum
常緑の多年草か低木に育つ。この仲間は熱帯アジアに約30種類ほど知られています。鉢物ではエランテムム・ウォッティーが出回っているようです。葉は対生し、花は穂状花序で、苞がありその中から花が咲いてきます。果実は刮ハ。属名はギリシャ語のerranos「愛する」とanthemon「花」のふたつからなって、美しい花をつけるところから名付けられました。
フィットニア属 Fittonia
ペルーに2種類が自生する。観葉植物としてフィットニアの名で販売されており白や淡い赤色の筋が葉に入っている。
グラプトフィルム属 Graptophyllum
10種類がオーストラリアや南太平洋諸島に自生する。グ・ピクツムが植物園や熱帯地方では植栽に使われている。
ヘミグラフィス属 Hemigraphis
熱帯アジアを中心に90種類が知られている。日本にもミヤコジマソウが自生する。観葉植物としてヘミグラフィスが2種類ほど販売されている。
ヒポエステス(シタイショウ)属 Hypoestes
南アフリカ、マダガスカル、南西アジアに約40種類が知られている。常緑草本〜小低木まである。語源はhypo(下の意)とestes(多い)からで、苞が萼を覆っていることによる。この属には葉に丸い白やピンクのスポットが入るヒポエステス(そばかす草)があります。
ジャスティシア(キツネノマゴ)属 Justicia
熱帯から亜熱帯と温帯までに約400種類ほどがある。常緑多年草、小低木がある。葯の形状違いのよりさらに二つに分ける人もいる(ジャコビニアJacobinia と アダトダ
Adhatoda)。日本にはキツネノマゴが自生している。鉢物ではベロペロネが売られています・
ウロコマリ属 Lepidagathis
100種類が知られ、熱帯〜温帯にかけて分布している。日本では沖縄などにリュウキュウウロコマリが自生している。
メガスケパスマ属 Megaskepasma
1属1種でベネズエラに自生する多年草。非常に大型の多年草で苞がよく目立ち綺麗な植物。
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オドントネマ属 Odontonema
現在はジャスティシア属に移っているようです。
パキスタキス(ベニサンゴバナ)属 Pachystachys
熱帯アメリカに12種類自生しています。常緑多年草か低木になります。花は頂生の穂状花序で花冠は2唇状で基部は筒状です。この仲間にはパキスタキスやベニサンゴバナがあります。
ハグロソウ(ペリストロフェ)属 Peristrophe
15種類が旧世界の熱帯〜温帯にかけて分布している。観葉植物としてペリストロフェの名前で販売されているものや日本では山地にハグロソウが自生している。
プセウドランセマム属 Pseuderanthemum
60種類が熱帯地域に自生する。観葉植物として鉢植えで数種類が販売されています。
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ルエリア属 Ruellia
約250種類が北アメリカ、熱帯アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアに自生している。草本性で多年草が多い。属名はフランスの植物学者のリュエル氏に因んでいる。
サンケジア属 Sanchezia
20種類が熱帯アメリカに自生する。観葉植物としてサンケジア・スペキオサがよく見られる。属名は18世紀のスペインの植物学教授の名前に因んでいます。
タイワンサギゴケ属 Staurogyne
80種がマレーシア〜アメリカの熱帯域に分布する。日本では西表などにタイワンサギゴケが自生しています。
ストロビランテス(イセハナビ)属 Strobilanthes
熱帯から亜熱帯域のアジアやマダガスカルに約200〜300種類がある。多くは多年草もしくは小低木で森林の下草が多い。日本にも沖縄などにオキナワスズムシソウなどが自生しています。
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ツンベルギア(ヤハズカズラ)属 Thunbergia
約90種類が中央〜南アフリカ、マダガスカル、熱帯アジアの熱帯地域に分布しています。主にツル状か直立する多年草か低木になります。一年草扱いのツンベルギアとつる性低木の淡い青紫色のヤハズカズラが知られています。