アカンサス     キツネノマゴ科 Acanthus mollis 
和名:ハアザミ
性状:常緑多年草
原産地:地中海沿岸
特徴など:この仲間は明治の頃に日本に渡来しました。初夏ごろに白〜淡紅色の花を穂状につけます。草丈は1mほどになり横幅もかなり大きくなるので庭では空間を取るようにしないとかなり大変なことになります。また、鉢植えでも尺鉢以上の大きなものに植えたほうがアカンサスらしさがでないでしょう。夏場は葉が焼けるので半日陰になるような場所が理想的です。古代ギリシャやローマのコリント式やコンポジット式建築での柱頭の装飾に使われている紋様はアカンサスの仲間のひとつであるトゲハアザミ(A.spinosus)の葉をモチーフにしています。(写真:国内)
花期:6〜7月ごろ

(1月撮影:国内)

(5月撮影:国内)

(5月撮影:国内)

(5月撮影:国内)


ヒメハアザミ     キツネノマゴ科  Acanthus montanus
英名:Bear's-breech
性状:常緑小低木
原産地:熱帯アフリカ西部
特徴など:やや茎が立ち上がって育つようだ。あまり株立ちなっておらず、数本が出ているだけでまだ、若い株だからかもしれないが単株のものが多かった。葉の縁には細く鋭い棘があり、刺さるととても痛い。(写真:スリランカ、国内)

(2月撮影:国内)

(2月撮影:国内)

(2月撮影:国内)

(2月撮影:国内)

(2月撮影:国内)

(2月撮影:国内)

(9月撮影:スリランカ)

(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)


アカンサス・イリシフォリウス     キツネノマゴ科  Acanthus ilicifolius
英名:Sea Holly
性状:常緑多年草
原産地:オーストラリア北部、インド南部〜スリランカ、インドネシア、フィリピンなどの沿岸地帯
特徴など:マングローブにも自生しており、水辺に生えている。葉が肉厚。他のマングローブの植物とは違う方法で塩分を除去しているようだ。調べてみるとそれはどうやら葉の表面からでているようで、写真にもよく見れば白いものがでているのがわかる。また、自生地によって葉を薬用植物として使っているようだ。淡いブルーの花が咲く。日本で見たものは斑入りのものでした。ケアンズでは散策していた場所がマングローブ帯のはずれだったか少し隔離してしまった場所だったのかがわからなかったが、このほかにやや塩分のところにも生えるミミモチシダやハマスベリヒユなども自生していました。(写真:オーストラリア・ケアンズ、国内)

(10月撮影:Aus・QLD)

白く見えるのが塩の結晶のようだ。(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(10月撮影:Aus・QLD)

(8月撮影:国内)

(8月撮影:国内)

(8月撮影:国内)

(8月撮影:国内)

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