セリ科 Umbelliferae(Apiaceae)

ほとんどが多年草、一部一年草と木本がある。双子葉植物離弁花類、花弁は五枚、果実は通常乾果。葉は互生し羽状葉、花は散形花序となる。寒帯から温帯に分布し世界に418属3100種がありそのうち日本には約30属80種くらい。。切花ではレースフラワーやブルーレースフラワー、ハーブやスパイスとしてコリアンダーやキャラウェイ、野菜としてニンジンやセロリなどがあり、有用植物が多い。近年の分類方法によりチドメグサ属、トラキメネ属などがウコギ科へ移っています。

アクティノツス属  Actinotus
18種が知られ1種がニュージーランドにも生えるが、そのほとんどがオーストラリアの自生種です。フランネルフラワーの名前で切花や鉢物でも販売されている。

シシウド(アンゼリカ)属  Angelica
北半球に多くニュージーランドのも自生する多年草で約110種類ある。野菜とし利用したりハーブ、漢方などで利用されるものがある。日本ではアシタバが山菜に、漢方ではトウキなどが利用されている。

ドクゼリ属  Cicuta
8種類が北半球に分布する。日本にはドクゼリがありその他の仲間も皆、毒草のようです。

コニウム属  Conium
6種類がユーラシア大陸温帯に分布する。有名なものはドクニンジンで日本にも帰化植物として生えている。

セリ属  Cryptotaenia
6種が北半球と熱帯アメリカなどに分布する。日本でも山野に自生するミツバがあり古くから栽培されてきた。

ニンジン属  Daucus
22種が知られヨーロッパや地中海沿岸地方、中央アジアなどに分布する。野菜としてニンジンが世界広く栽培されている。

ウイキョウ属  Foeniculum
5種類ほどがアジア圏に分布する。ウイキョウが知られ、ハーブ、ガーデニング、切花などによく使われている。

ハナウド属  Heracleum
65種が北半球に広く分布しています。草本性で二年草〜多年草が多い。日本でもハナウドが明るい草地などに見られます。

チドメグサ属  Hydrocotyle
現在は新分類によりウコギ科へ移っています。

マルバトウキ属  Ligusticum
40〜50種が知られ寒帯などの北方に広く分布しています。一部が薬用に用いられています。
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セリ属  Oenanthe
40種類が北半球に分布している。一部はインド諸島やオーストラリア、熱帯アフリカにも自生が見られる。日本にもセリが春の山菜として有名。

パスティナカ属  Pastinaca
14種類がユーラシア大陸の温帯域に分布する。日本ではパースニップと呼ばれるハーブが知られている。

オランダゼリ Petroselinum
この仲間はパセリがある。地中海沿岸に分布。

カワラボウフウ属  Peucedanum
120種類ほどが知られておりユーラシア大陸や熱帯アフリカや南アフリカなどに分布する。日本ではボタンボウフウなどが自生する。

ウマノミツバ属  Sanicula
39種類がほぼ全世界に分布している。日本でもウマノミツバなどが山野に見られる。

ボウフウ(サポシニコヴィア)属  Saposhnikovia
ボウフウのみの属でアジア北西部などに分布している。根を薬用として利用されている。

イブキボウフウ属  Seseli
120種類ほどが知られており、ヨーロッパ〜中央アジア、熱帯アフリカ北部などに分布している。日本にはイブキボウフウが自生している。

ヤブジラミ属  Torilis
15種がカナリー諸島、地中海沿岸、アジア東部などに分布しています。日本でもヤブジラミなどが山野に見られます。

クサントシア属  Xanthosia
25種がオーストラリアに分布しています。サザンクロスが有名で、英名のとおりに花序が十字になっています。

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