アイビーやヤツデ、カポックなど庭木や観葉植物に使う種類を含む科です。温帯から熱帯までに分布し約47属1300種くらいあります。双子葉植物、離弁花類で花自身は観賞価値の高いものは少なくどちらかというと草姿や葉形などを観賞する。日本にはウコギ属、タラノキ属などがあり、タラノキ、ウコギは山菜として、この科に含まれる朝鮮人参は薬用としても有名です。近年の新分類方法によりセリ科からチドメグサ属やトラキメネ属が移っています。
ウコギ(アカントパナックス)属 Acanthopanax
現在はEleutherococcus(ウコギ属)にまとめられている。
タラノキ属 Aralia
36種類ほどが北アメリカやアジア東部に分布している。日本ではタラノキが山地に自生する。
カクレミノ属 Dendoropanax
60種類が熱帯アメリカに多く分布しており、そのうちの数種類が東アジア〜マレーシアなどにも自生する。日本ではカクレミノが山地に自生している。
ディジゴテカ属 Dizygotheca
現在はシェフレラ属にまとめられているようです。
ウコギ属 Eleutherococcus
30種がアジア東部〜ヒマラヤ〜マレーシアなどに分布する。 日本の山野にも自生している掌状複葉を持つ低木です。ウコギを山菜としてコシアブラなどが箸やマッチの軸などに利用される。日本、中国に分布。
ヤツデ属 Fatsia
日本と台湾に3種類自生している。葉は掌状葉で常緑低木です。属名はヤツデの漢字での音読みのハッシュに由来するらしい。ヤツデが代表種です。
ヘデラ属 Hedera
4〜11種がヨーロッパ〜地中海沿岸〜東アジアなどに自生が見られます。特にアイビーの名で販売されているものは葉に変異が多く、観葉植物や庭などに利用されています。
チドメグサ属 Hydrocotyle
130種類がほぼ全世界に分布している。這い性の草本が多い。以前はセリ科だったが現在はウコギ科へ移っている。日本でも山野にチドメグサなどが自生している。
トチバニンジン属 Panax
6種類が北アメリカやアジア東部に自生している。漢方薬で利用されている朝鮮人参がこの仲間。
タイワンモミジ(ポリシャス)属 Polyscias
150種類が旧世界の熱帯を中心に自生が見られる。他数種類がニューカレドニアなどに自生している。観葉植物として斑入りのものが鉢物で販売されている。室内よりも以外に日当たりを好むものが多いようだが・・・。
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シェフレラ属 Schefflera
約650種類が熱帯〜暖帯にかけて自生しており東南アジアやハワイなどに見られます。観葉植物で見られるシェフレラやアラレアが利用されています。常緑の低木〜高木があり葉は掌状葉になっている。属名は19世紀のドイツの植物学者の名前に因んでいます。
カミヤツデ属 Tetrapanax
カミヤツデのみの属。中国原産の低木。日本にも一部帰化している場所がある。