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ビワ  枇杷  バラ科  Eriobotrya japonica    
英名:Loquat
原産地:本州(東海地方より西)、四国、九州、中国四川省。石灰岩地帯。今は山口や福井県あたりに野生種が見られるという。
性状:常緑高木
特徴など:高さが10メートルにもなる高木。果樹として食し、葉は漢方としても有名。花は冬である11月から1月にかけて咲き6月ごろ熟す。日本在来のビワは小さいので江戸末期に渡来した唐ビワの実生やそれらと交配し選抜した品種が現在の種類となっている。有名な茂木ビワは江戸時代末期にこの実生選抜から生まれた。和名は中国名の「枇杷(ピパ)」よりきている。江戸時代にビワの葉を暑気払の飲み物として利用されていた。花は当年枝の先端につき(円錐花序)、白い五弁の花を咲かせる。早生種で5月上旬から晩生で6月上旬に収穫が始まる。実は生食から加工品まで色々利用されている。種が大きいため、種無しにする為の実験が行われている。ところで、なぜかハワイでも生えていたビワ。誰かが食べた種から発芽したのだろうか?かなりの山頂の公園脇に生えていた。最近間近で花の写真が撮れたので香りを嗅いでみたらよい香り。クマリンのような香りなので一瞬桜の葉の香りを思い出しました。香るなんて知りませんでした。(写真:国内/ハワイ・カウアイ島)
育て方とあとちょっと:寒さに弱いため関東以西で地植えにする。木自身は丈夫なので病気などが少ないが実が未熟なときに寒害の影響を受けやすい。また花の房が大きいときや実がつきすぎたとき、また実を大きくするために摘蕾や摘果をする。8月から9月ごろに込んだ枝を剪定する。品種としては「茂木」が有名で100年近く栽培されている。他「田中」、「瑞穂」など。
ビワは前出のように漢方としても有名だが、よくビワを植えるとその家の人が病気になるといわる。しかしこれは自分の家の為にビワを植えたのに、ほかの人がどんどんと葉を持ていってしまい自分で使う前になくなってしまうからだとか。また材は粘り強いので櫛や木刀などに利用される。
薬用として:生薬名を枇杷葉(びわよう)と呼んでいる。利用するのは葉っぱと大きい種。葉は利用するときに葉の裏の毛を取り除いて粗く刻んで乾燥させてから使用する。葉は咳止めや、胃炎、悪心、嘔吐、湿疹、利尿、健胃、あせもなどで、あせもには入浴剤として湯船に入れる。種子は咳や吐血、鼻血に使う。用法は専門書で見てください。種にはアミグダリンが含まれていて杏仁(キョウニン)の代用になるらしい。アミグダリンは青酸配糖体の一種で鎮咳作用がある。
季語:ビワは夏、ビワの花は冬の季語。

(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

いい香りでした。(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

(3月撮影:国内)

(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

(9月撮影:ハワイ・カウアイ島)

(12月撮影:愛知県)

(12月撮影:愛知県)

(12月撮影:愛知県)

(12月撮影:愛知県)

(12月撮影:愛知県)

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