ヤドリギ ビャクダン科(←ヤドリギ科) Viscum album var. coloratum | |
古名:ほよ | |
性状:常緑低木 | |
原産地:日本(北海道〜九州)、朝鮮半島、中国 | |
特徴など:冬になって落葉樹の葉がなくなると、このようなグリーンのボール状のものが出現する。ヤドリギだ。もちろん、普段でもエノキやケヤキ、ブナなどに寄生しているのを見ることができる。実はやや黄色で触ってつぶすと粘着質のような果肉が出てくる。鳥が食べて糞をするとその粘着質のものと一緒に枝や幹にくっついて寄生する。植物の進化って本当に不思議だといつも思う。ヨーロッパでは玄関の軒にクリスマスのときに吊り下げて飾りにする。枝は意外にも固くなくて、太い根元の部分でも柳よりも弾力がある。(写真:国内) | |
和歌:あしひきの山の木末の寄生取りて 挿頭しつらく千年寿ぐとぞ(万葉集:巻一八の四一三六) | |
(1月撮影:国内) |
(10月撮影:国内) |
(10月撮影:国内) |
(10月撮影:国内) |
(10月撮影:国内) |
(10月撮影:国内) |