サボテン科   Cactaceae

一部の種類を除きほとんどがアメリカ大陸(カナダアルバータ州以南〜マゼラン海峡付近)に自生し過酷な環境に特化した多肉質の植物。樹木状のものから柱状、球状、それぞれに有刺をもつもの退化した刺を持つもの、途中に埋もれわずかに地上部を見せ成長するものなどその地域などに密着し特化したものが多い。そのため形状もさまざまで、地域変異も見られるためにコレクターも多い。花の受粉も昆虫以外にハチドリなど動物を利用したものも見られる。分類的に大きく3亜科に分けられさらに多くの属に分類されており、現在は97属1400種類ほどが知られている。

コノハサボテン亜科<Pereskioideae>
ウチワサボテン亜科<Opuntioideae>
ハシラサボテン亜科<Cactioideae>
アリオカルプス属<Ariocarpus> 牡丹類と呼ばれるサボテンで、一見サボテンに見えない。6種類がテキサス南部やメキシコに分布する。
アストロフィツム属<Astrophytum> 有星類とも呼ばれる種類で、白い白点を持つ種類が有る属。個性的な種類のためかマニアも多い。
カマエケレウス属<Chamaecereus> かつてはロビビア属に近いため含んでしまうこともあったようです(現在はエキノプシス属にまとめられている)。その間での交配種も多く作出されており花が見事なものがある。
フェロカクタス属<Ferocactus> 強棘類とも呼ばれるほど強い棘を持つものが多く、自生地ではその色などがすばらしい色彩のようだ。
ギムノカリキウム属<Gymnocalycium> 50種類ほどが南アメリカに自生している。蕾のときにわかるが花筒がうろこ状になっているのですぐにわかる。コレクターもいて個体差のある種類は人気があるようだ。
ロフォフォラ属<Lophophora> 2種類ほどがテキサス〜メキシコにかけて自生する。独特の形状と肉質の柔らかさが特徴で個体差もあり、コレクターも多い。
マミラリア属<Mammillaria> 北アメリカ〜南アメリカ北部に自生し多くの種類がある。大きさもさまざまで小さく群生するもの、大きく群生するもの、数個子吹きするものなど。学者によって分類が変わるようですがさらにこの中でいくつかの亜属に分かれるようです。属名はラテン語の乳房(mammilla)にちなみ、いぼの形からきています。
メロカクタス属<Melocactus> 中南米に分布する種類で、特に目立つのが花座と呼ばれる部分が発達する。これはその株が開花年齢に達したことを表し、その時点で本体は成長が止まるらしいが、花座だけ成長する。花座が高くなる種類とならない種類がある。
ノトカクタス属<Notocactus> 南米に産するサボテン類。花が綺麗な種類が多い。現在はパロディア属にまとめられている。
パロディア属<Parodia> 南米に産するサボテン類。花が綺麗な種類が多い。こちらの属へブラジリカクタス属やノトカクタス属など数属がまとめられた。
ピロソケレウス<Pilosocereus> 35種類がメキシコと熱帯アメリカ南部に自生している。高さが10mほどにまで育つ柱サボテンの仲間。
シュルンベルゲラ属<Schlumbergera> 6種類がブラジルに自生している。デンマークやオランダで改良されたデンマークカクタスが冬の鉢物として使われている。カニバサボテンやシャコバサボテンがある。

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