サガリバナ科   Lecythiadaceae

熱帯域を中心に約25属340種類が知られており、葉は単葉で枝には互生につきます。南米に多く自生しており、ほかはアジアやアフリカに少し分布している。アメリカ産とアフリカ・アジア産のをそれぞれ別の科にする向きも見られその場合、サガリバナ科<Barringtoniaceae>(アフリカ・アジア)とブラジルナットノキ科<Bertholletiaceae>(アメリカ)になる。

バーリングトニア(サガリバナ)属   Barringtonia
約40種類が知られていて、太平洋諸島、東アフリカ、マダガスカル、オーストラリアに分布している。種の周りには繊維質がたくさん取り囲んでいて海水などに長時間浸かっていても大丈夫なようになっている。属名はイギリスの博物学者バーリントン氏の名前に因んでいます。この仲間にはゴバンノアシがあります。

ホウガンノキ属  Couroupita
熱帯アメリカに4種類ほど自生があり、ホウガンノキが熱帯地域で観賞用に栽培されている。

ナポレオナエア属  Napoleonaea
8種が知られておりアフリカ西部の熱帯域に分布する。ナポレオン・ハットが植物園で見られる。

プランコニア属  Planchonia
8種が知られアンダマン諸島〜オーストラリアにかけて分布している。
プランコニアへ

TOPへ     科の検索へ