サイネリア    キク科  Pericallis × hybrida   (Cineraria , Senecio)
宿根サイネリア、富貴菊、シネラリア、フキザクラ
英名:cineraria , florist's cineraria
性状:木質化する多年草(日本では一年草扱い)
原産地:カナリア諸島(ここに自生する原種が元になっている)
特徴など:以前は一年草として販売されていたが、最近は宿根タイプのサイネリアが販売されている。冬はぎりぎり地上部が残るが、春は新しく株際や枯れずに残った茎から芽が吹いてくる。昔はシネラリアとして販売されていたがごろが悪いとされてサイネリアになった。冬近くなると販売が始まる冬の鉢花として利用されている。下の写真のように交配すると多くのタイプが出てくるようでこれから花型や高性のもの(花色は少ないが少し出回っている)や、切花に利用できるものなどがでてくると面白そうだ。以前はダルマ系と呼ばれるタイプが育種されているが、現在はどうなっているのだろう? また、上記にあるように学名がだいぶ変わっており以前はグリーンネックレスなどとの仲間と同じにだった。(写真:国内)
育て方など:鉢に比べて葉が大きく水揚げがよい植物なので、冬場でもすぐ土が乾きます。そのため水はしっかりと与えます。また、葉の裏に黒っぽいアブラムシがつくことがあるのであらかじめオルトランなどの効果の長く続く薬を与えておきます。

最近販売されている黄色の品種(1月撮影:国内)

(1月撮影:国内)

(10月撮影:西オーストラリア州)

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